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生成AIでできること②リサーチ編|数日がかりの調査レポートを数時間で

#AI活用#事例

新規事業の検討、競合の動向確認、業界動向の把握。リサーチが大事なのは分かっていても、日常業務の合間に数日かけて調べ物をする余裕はない——これが多くの会社の実情ではないでしょうか。

「生成AIでできること」シリーズ第2回は、リサーチとレポート作成です。

ビフォー: 調査は「時間がある人」の仕事だった

従来のリサーチは、検索して、開いて、読んで、メモして、をひたすら繰り返す仕事でした。競合3社の調査でも、Webサイトを巡回し、価格や特徴を表にまとめ、考察を書くと、まる2〜3日は消えます。結果、リサーチは後回しになり、重要な意思決定が「なんとなくの印象」で行われがちでした。

AIに任せると、こうなる

AIエージェントは、調査の設計から情報収集、出典付きレポートへの仕上げまでを一気通貫でこなします。指示文の例はこうです。

当社は熊本で〇〇業を営んでいます。競合にあたるA社・B社・C社について、
・提供サービスと価格体系
・強みと弱み
・直近1年の目立った動き(新サービス、拠点、採用など)
を調査して比較表つきのレポートにまとめてください。
情報の出典URLを必ず明記し、確認できなかった項目は「不明」と書いてください。

数日がかりだった調査が、数時間で「たたき台」まで進みます。ここで大事なのは、AIの調査は完璧ではないという前提です。仕上がったレポートの役割は最終成果物ではなく、人間が判断に使う質の高い下書き。それでも、ゼロから自分で調べるのとは比較にならない時間短縮です。

つまずきポイントと対処法

リサーチ活用で必ず押さえてほしいのは、次の3点です。

  • もっともらしい間違い(ハルシネーション): AIは存在しない情報を自信満々に書くことがあります。対策はシンプルで、指示文に「出典URLを必ず明記」「確認できなければ不明と書く」を入れること。そして重要な数字は出典リンクを開いて一次情報を確認すること
  • 情報の鮮度: 調査対象の「いつ時点の情報か」を明記させると、古い情報に基づく判断を防げます
  • 調査目的を先に伝える: 「何のために調べるのか」(新規参入の検討、価格改定の参考など)を書き添えると、レポートの焦点が締まります

出典を確認する習慣が、社内の信頼をつくる

AIリサーチを社内で定着させる鍵は、「AIが言っていたから」ではなく「出典を確認した上でこう判断した」という使い方を最初に型にすることです。私たちも社内レポートには出典明記を必須にしています。この一手間が、AI活用への社内の信頼を大きく左右します。

次回は、エクセル・Word転記などの繰り返し作業編です。

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この記事の要点

  • AIエージェントは調査設計→情報収集→出典付きレポートまで一気通貫。数日がかりの調査が数時間で「質の高い下書き」になる
  • AIの調査は完璧ではない前提で、最終判断は人間が出典を確認して行う
  • 指示文のコツ: 出典URL必須・不明は不明と書かせる・調査目的を先に伝える
  • 「出典を確認して判断する」型を最初につくることが、社内定着の鍵

OhEN Groupでは、熊本・九州を中心にAI導入支援・AI研修を提供しています。

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